2025.05.21
15周年
気づけば15年。
当時は出張撮影というジャンルが認知されていなくて、
何屋さんですか?
の答えと出張撮影とは何なのかのご説明をして、それから
一旦持ち帰られてから、再度2度目に本題のお話をするという
流れで撮影よりもお話の時間の方が多くビジネス面から
みたら生産効率的に良ろしくない商いをしていました。
でもこのお話のおかげで撮影では「知り合い」という大きな
アドバンテージを得て始められるのでナチュラルにカメラを
向けることができたり、お互い感じもわかっているので、
楽しい撮影で終えることができるんです。
何より撮影を楽しいって思ってもらえることが重要ですし、嬉しいですし、
今もできる限り打合せというお客さまとの「お話」を大切にしています。
徐々に出張撮影が認知されはじめると、
フリーカメラマンの派遣会社も出てきたりと、
撮影して即データ渡して、はい終わりという
効率のよい、いわゆる
コスパ、タイパ的なスタンスが流行っていましたが(現在も?)
私たちは受け入れることはできなかったですね~。
だってその後の調整がとても大事なことなので。
雰囲気重視のアート的なかたよった色調整ではなく、
その時の景色や記録をごまかすような色調整もしません。
ごまかさない色作りをすると肌や、お顔のリアルさが出てきてしまい、
修正作業の手間がかかってきます。かと言ってAIや自動処理ではまだまだ
不自然になってしまうことが多い現状です。時間はかかりますが
それよりも撮影現場にいる人しか分からない当日のアクシデントや、
お客さんのふとした一言から読み取れるお悩みなど、
表面状ではわからないところも修正をさせていただいています。
写真を見ても言われなければ気付かないことかもしれません。
超おせっかいな私たちなので今後もこの作業は継続でしょう。
けれどタイパも重要なので、AIとも向き合いながら進めていこうと思っています。
そんなこんなでしたが、少しずつ撮影に来てくださる方が増え、
皆さんの笑顔や「ありがとう」の言葉に支えられて、今ここまで続けてくることができました。
あれから15年、
あの頃赤ちゃんだった子が、今では制服を来ていたり、
七五三を撮ったご家族が、成人になった子供たちとみんなでまた戻ってきてくれたり、
赤ちゃんを連れてお宮参りの撮影を頼んでくれたのが、成人記念で撮った子だったり、
おじいちゃんの遺影写真、あの時の、あの嬉しそうな表情の写真を使っていただけたりと
人生のいろんな節目に「またお願いしたい」と思っていただけることが、本当にうれしくて。
とは言え、みなさんのお願いしたいに答え続けていくためには、ビジネスもしっかりしなければいけませんのでそこのところもぬかるんじゃだめということで、SNSやブログも発信したり、宣伝したりみなさんに良い情報をお届けできればと思っております。
15年間、本当にたくさんのご縁に恵まれてここまで来られました。
これまで出会ってくださったすべてのみなさんに、心から感謝を申し上げます。
そして、これから出会う方々との新しい撮影の日々も、楽しみにしています!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


楽しく燃え尽きるをモットーにゴルフにどハマリ中。平均スコア84をいったりきたり。ベスト72。こんな僕ですがご一緒にラウンドいかがですか?